「いつも通りのセルティック」スコットランド・プレミアリーグ第34節 アバディーン-セルティック(1-3)

順位決定リーグに突入しての最初の試合は、前節に続いてアバディーンとの試合。
試合展開は、まあいつも通りのセルティックという感じで、アバディーンの激しく忠実なプレスの前にポゼッションしてもボールはなかなか前に運べず、セットプレイでまず失点。そして中村のセットプレイのこぼれ球を押し込んだボールが相手に当たってゴールに入って同点、後半になって相手の運動量が落ちたところで逆転という、あまりにも毎度お馴染みのパターン。
しかしセルティックも、このレベルの相手であればワンタッチパスを交えて早い攻撃をすればもっと効率の良い試合運びが出来るはずなのに、相変わらずツータッチパスだらけでなかなかプレスがきつい中では崩せないねえ。この試合はクロサスとハートリーがボランチだったけど、いつまで経っても誰が出ても一緒なのは、ある意味芸術的ですらある(苦笑)。
中村も一応2得点に絡んだ形になったけど、やはり状態が悪いのかセットプレイの精度も動き出しもいまいちで全体的には存在感が薄い働きだった。
もう今日はいよいよ大一番、2位レンジャーズと勝ち点差1で迎えるシーズン最後のオールドファームダービーだけど、まあかなり勝利は運頼みになってしまうのは間違いなさそうだ。