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「運がいいやら悪いやら」ACLグループG アームド・フォーシズ-鹿島(1-4)

とりあえず、鹿島にとっては勝利は絶対で得点も多くというのが条件の試合だったが、内容もピッチ状態も線審のジャッジも、なんか全てがいまいち釈然としない試合になってしまった。
試合は序盤から当然鹿島が支配するものの、人工芝ですべるピッチのせいか鹿島の選手がことごとくシュートやクロスをミスしてしまい、それで慎重になってしまったのかそれ以降は思い切りの良い攻撃がほとんど見られず、ゴール前で必要以上にパスを回して攻め倦むといったどっかの代表チームのような姿になってしまっていた。
それでも前半のうちに何とか本山のゴールで先制はしたのだが、直後にセットプレイでマークを外してしまって同点、後半も最初にマルキーニョスのクロスを大迫がヘッドで決めたのはいいが、危うくPKで1点差まで迫られそうにになったり、後半半ばを過ぎると暑さで足が止まってミスを連発してしまったりと、90分を通してみれば非常に危うい展開だったと言える。
線審が明らかなオンサイドの抜け出しを3度はオフサイドにしてしまったり、鹿島に不運な面は多かったのは確かだが、鹿島の選手にとっては反省点の多い試合だったと言えるだろう。それだけに、最後ロスタイムで4点目となるオウンゴールをもらえたのはラッキーだった。
懇切の試合で上海が水原に2-1で勝ったことにより、得失点差がものを言う事になりそうなだけに、次のホームでの同対戦で是非とも得失点差で2チームを上回るような結果を期待したいところだ。

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