「天国と地獄」W杯予選各グループの様相

さて、また恒例のアジア予選各グループの動向を。
まず我らが日本属するグループ1ですが、ウズベキスタンがカタールに4-0と圧勝し、ウズベキスタン・バーレーン・カタールが仲良く勝ち点4で並ぶという、日本にとってはこの上なくラッキーな結果となりました。
それにしても、カタールが前半30分で退場者を出してしまったとは言え、ウズベキスタンの復活はもともと力のあるチームなだけに怖いですな。これでもし、4/1のオーストラリア戦でウズベキスタンが勝利し、さらに日本がウズベキスタンとカタールに負けてしまうと、得失点差次第では最終戦のオーストラリアホームの試合で勝ち点3が必要という事態になりかねませんからね。とりあえず4/1は、オーストラリアを応援しておかないと(笑)。
しかしユルユルのグループ1に比べてグループ2の鉄火場な事。
北朝鮮は草刈場のUAEにしっかり勝ってがっちり首位をキープし、今節最も注目されていたカードであるイラン対サウジアラビアは、負けたら限りなく2位通過が遠のく立場だったサウジが、なんと79分から2点を加える起死回生の逆転劇。逆に崖っぷちに立たされる状況になったイランは、ダエイ監督を解任してしまいました。日本がこっちのグループにいたら、イランの立場になっている可能性は少なくなかったでしょうなあ・・・
これで韓国は1試合消化が少ない状態で3位のサウジに勝ち点1差と、4/1の北朝鮮とのダービーに勝てば、次はUAEとの試合なだけに、ぐっとW杯出場が近づきます。逆に北朝鮮に負けてしまうと、サウジはUAEには勝つでしょうから暫定で3位に落ちてしまい、その次のサウジとの決戦が凄い事になりそうです。
あ~、つくづく他人事で良かったなあ(笑)。