「共通意識の差」J1第2節 神戸-川崎(2-1)

土日はとあるイベントに忙殺されていて、今日は疲労感で一杯なので簡単に。
神戸はまだまだチームの形が出来上がっておらず、川崎は相変わらず外人3人と後ろが分断されたサッカーで質的な面では物足りない部分があった試合だったが、神戸が体が重そうだったボッティに変えて河本をSBに入れるというカイオマジックが当たったのに対し、川崎は先制しながらも守備のミスで逆転負けと明暗を分けた結果となった。
今まで文字通り神戸の攻撃の要だったボッディがいなくなっても逆転勝ち出来たように、まだまだ完成度は低いとは言え、神戸が縦への早いパスワークと飛び出しを生かしたサッカーを目指しているのは明白で、ACL疲れもあるのだろうが、どういうサッカーにしたいのかいまいちイメージが見えてこない川崎との、選手や監督の共通意識、チーム全体が目指すべきものをイメージしているかどうかの差が結果に出たのではないかと思う。
あと、久々にJに復帰した宮本だけど、想像以上に効いていたね。アジリティは前からあんなもんだったけど、海外での経験が活きたのか当たり負けはあまりしなかったし、やはりフィードのレベルは日本のDFの中ではトップクラスだ。FWにマルセウ、我那覇が戻ってこないと得点力は厳しそうだが、榎本もキムナミルも頑張っていたし、これから監督のサッカーが浸透して来れば面白い存在になりそうだ。