「アルマトイの夜」再来? アジア最終予選各グループの展望

ちょうど昨日で各国とも4試合を消化した折り返し点という事で、気分は煮え切らないままだけど(笑)恒例のグループ展望を軽く。順位表はこちら。
まず日本が属するグループ1は、言うまでも無くオーストラリアが無敗で勝ち点10のトップ、日本は8で、バーレーンとカタールが4で並び、ウズベキスタンはなんとホームでバーレーンに敗れて勝ち点1のままでほぼ絶望。オーストラリアは昨日の守備に固さを見てもアジアでは全く危なげが無く、予選通過がほとんど決まったようなもんだ。
まあ、この組は誰がどう考えてもオーストラリアと日本で鉄板だけど、日本が次のバーレーン戦でもし負けてしまうと、バーレーンは3日後にカタールとホームで戦うので一時的に勝ち点差を逆転される可能性が高く、日本はアウェイでのオーストラリア戦が最後に残っているだけに、少し世間の雲行きが怪しくなって来そう。
対照的に混戦が続くグループ2では、なんとサウジが北朝鮮に破れ、ホームのイランも先制しながら韓国に追いつかれてのドローと東西対決は完全に東に軍配。とは言え、勝ち点8から1ずつ差がついて北朝鮮、イランと並んでおり、事実上終戦のUAEを除けば激戦はまだまだ続くのは確実。サウジは首位から勝ち点4の差がついてしまったが、2位以下とは得失点差があまり開いておらず、上位4カ国が潰しあいになっているので調子を上げられればまだチャンスはありそう。
かなりあり得ない話だけど、もし日本がバーレーンとウズベキスタンに連敗し、バーレーンが連勝すると、その時点で自力での予選突破が無くなってしまい、奇しくも12年前に同じ中央アジアの地で、岡田監督が加茂監督に代わって緊急登板したあの事件の再来が見られるかも・・・ってのは本当に勘弁してもらいたいところですな(笑)。