今日はフィンランド戦だけど、代表に限らずキーマンが抜けたらどこもやっぱり厳しいもの

昨日は、イングランドプレミアリーグのリバプール対チェルシーの試合を見ておりました。
いつの間にか、マンUにごぼう抜きにされて勝ち点5の差を付けられてしまった両チームですが、それを証明するかのような低調な試合ぶりでしたね。
とは言え、まだリバプールのほうはマシな状態で、終盤に2得点してゴール前での狭いエリアでの個人技とアイデアを見せ付けたトーレスを始め、時には鋭いパス回しを見せてチャンスを作ってましたが、反面単純なミスも多くて好調時のような絶妙のラインコントロールや連動したプレスが見られず、ムラの多い出来だったといえます。
チェルシーのほうは、1トップのアネルカがリバプールのCBに封じられてポストもスペースも作れず、カルーもマルダも孤立してチェルシーの攻撃パターンであるボジングワとアシュリー・コールが上がる場面がほとんど作れず、たまにロングボールからのセカンドボールを拾ったときにようやくチャンスらしきものが作れる有様で、デコが入ってようやく個人のテクニックでパスワークに変化を付けられるようになったけど、投入があまりに遅すぎましたね。
アーセナルもセスクが離脱してからどうもパッとしないし、世界トップクラスのチームでさえ1人のキーマンが抜けると大きくチーム力が下がってしまうのだから、遠藤と中村がいない岡田ジャパンに文句を言い過ぎるのも酷なのかなという気もしますが、なんせあまりに居る時といない時での落差がひどいですからねえ(苦笑)。
まあ、オーストラリア戦には、さらに大久保や中村、長谷部、松井が加わって全く別のチームになるのでジーコジャパンと同じくほぼ国内組の面子での試合では何も評価は出来ないし、あまり多くの成果は期待できそうに無いフィンランド戦ですが、まずは遠藤が試合勘を少しでも取り戻してくれることと、高さのある相手に対してセットプレイから失点し続けている岡田ジャパンがきっちりと完封できるかどうかというところですかね。
あえて希望を言えば、たまにはきっちり快勝して欲しいかなと。やっぱ無理かなあ(笑)。