カターニャ対インテルの森本

たまたま、ケーブルTVのスカイA・sports+でやっているインテルチャンネルという番組で、森本が先発していたカターニャ戦をやっていたので久々に森本のプレイを見る事が出来ました。
森本は一応3トップの右側でプレイしてましたが、あまり相手のサイドのケアをする事は無く、中盤に引いてボールをはたいてゴール前に飛び込むという純粋なボックスプレイヤーの仕事をしてましたね。
そんな中で、森本はスピードを生かして密集の中でも果敢な突破を見せたり、ゴールぎりぎりで相手のクリアにあった惜しいシュートを放つなど、いくつかチャンスは作ったのですが結局カターニャは無得点のまま終わり、インテルが2-0で勝利しました。インテルは途中で一人退場になってしまいましたが、守備組織は固いしイブラヒモビッチがFW2人分の仕事をするので危なげなかったですね。つーか、クレスポやクァレスマがベンチで、試合終了間際にあのフィーゴが時間稼ぎ要員に出されるってのはどうなのよ(笑)。
今のサッカーでのFWというと、とにかく守備もポストプレイもサイドに流れての突破もといろんな仕事をこなさなければならない場合が多く、もともと森本のようなプレイで点を取ってきた高原なんかは、浦和で多くの仕事をさせられるようになったために調子を落としたのではないかと思っているし、岡ちゃんがボックスプレイヤーを使いこなせるとは到底思えないので、森本が代表に呼ばれないのはある意味ラッキーなのかなと(笑)。
とは言え、ボックスプレイヤーはとにかく点にからまないと評価が厳しくなってしまいがちなだけに、是非ともリーグでコンスタントに点が取れるような選手になって欲しいですね。