イエメン戦のチェックポイント

一昨日と昨日と、一応FAカップのサウスエンド対チェルシーと、バルサTVでやっていたオサスナ対バルサの試合を見ていました。
現在公私共にいろいろと忙しいので戦評はアップしてませんでしたが、この数日間で見た現在世界最強と見られているバルサとマンUの試合を見ていると、選手個々の能力が世界トップクラスなのはもちろんですが、その彼らをいかにして攻撃から守備へ切り替わったときに、素早く後ろに戻ってカバーするハードワークをさせるかがチームにとって肝となっている事を痛感させられます。
引いて守る相手を崩すのはどんなチームにとっても難しいわけで、それよりも高い位置でポゼッションしながら、ひとたびボールを奪われたときに素早く奪い返せば、相手はカウンターの体制になってしまっているので逆に大きなチャンスになるんですよね。オサスナ戦のバルサはほとんどそういう形で点を取っていました。
日本はもちろん絶対的には、バルサやマンUと比べられるレベルには無いのですが、イエメンのような対アジアの中堅以下の国とやる場合は、相対的にバルサやマンUのようなサッカーをやって行く必要があると思われます。
代表が何点取って勝ったとか言うよりも、代表メンバーの誰が出ても正確なポゼッションが出来、攻守に共通意識を浸透させ、組織的に素早いカバーリングをして高い位置でボールを奪い返す、そういう形がイエメン戦で見られる事を期待したいですね。