さて今日はウズベキスタン戦

相変わらずさっぱり気持ちが盛り上がらないままでウズベキスタン戦を迎えてしまいましたが(笑)、ここで勝ち点3を取る事が今後カタールやオーストラリアと対峙していくための義務である事は確かなので、選手は監督は気を抜いてもらっては困ります。
そのウズベキスタン戦の展望ですが、後が無い相手なので序盤こそハイペースで押し込んでくる可能性はありますが、いずれにせよ日本がポゼッションする時間が長くなるのは確かで、ウズベキスタンはシャツキフを中心にボールを集めてカウンター、というスタイルを取ってくる事になると思います。
守備面では、シャツキフへの警戒を怠らない事はもちろんですが、ロングボールに対してしっかりとプレスをかけて余裕のある状態でボールを出させない事でしょう。ウズベキスタンのCBのパス精度はお世辞にもいいとは言えないので、しっかり間合いを詰めさえすればそれほど一発のロングカウンターを恐れる事はありません。
攻撃では当然ながら中盤で不用意なパスミスをしない事。ウズベキスタンは決定力にやや欠けるとは言え、サイド突破からのハーフカウンターはかなり威力がありますからね。なので、相手が疲れてくるまではむやみにダイレクトでパスを回さず、中村や遠藤らによるサイドチェンジを多用して広いスペースから攻撃を組み立てるようにしたいところです。そして後半途中からは興梠などのスピード選手を入れてDFの裏で勝負すると。
もちろん流れから先制点が取れればいいのですが、今の日本にあまりそれは期待できないので(笑)、サイドで起点を作ってからの大久保や玉田の仕掛けでファールを取り、セットプレイで早めの時間帯に先制点をゲットしたいところです。
選手のポイントとしては、ボランチ遠藤の相方(長谷部か稲本?)になる選手と、負傷した長友の代わりに左SBに入ることになりそうな阿部でしょう。遠藤は攻撃での組み立て面を重視した役割になるので、相方がDF陣とコンパクトな連係を保って相手の攻撃の目をきっちり摘み取る必要があります。特に阿部のサイドはシャツキフが流れてくる事が多いので、そこでしっかり抑えられなければ、かなり日本にとって厳しい展開になってしまうでしょう。
ま、何にせよ最終予選はここからスタート、という気持ちで気を引き締めてウズベキスタン戦に臨んで欲しいものですね。