J1第12節 G大阪-札幌(1-0)【現地観戦記】

世間はユーロ決勝一色だけど、昨日は本当に何年ぶりかというJリーグの現地観戦。天気予報は雨との事だったが、幸いにも雨はほとんど降らず、小中学生の招待日とあってSB席はほぼ満員状態。
ただ、試合の内容は天気同様ぱっとしないもので、8人でゾーンを作ってしっかり守る札幌に対し、ガンバの2トップは前で張るばかりで、他の選手もほとんど全速で走る事は無く、二川や橋本のSH陣が2列目から飛び出すようなシーンも見られずと、ガンバにサイドのスペースを作って崩そうという意思が見られずにかったるいパス回しに終始してしまっていた。
札幌もそんなあからさまに中央突破狙いのガンバに対して抵抗できず、わずか5分にDFのスライディングをバレーに交わされて失点、23分には何とかセットプレイで同点に追いつくものの、その後クライトンやダヴィのボールキープでいい時間帯が続いたのにも関わらず、またも36分に中央突破のこぼれ球をバレーに決められて2失点目と、こちらも締まりの無い試合運びと言うしかなかった。この日の手抜きガンバ相手なら集中力さえあれば十分勝てたはず。
遠藤は記録上は2アシストの活躍だったが、この日の遠藤は「悪い遠藤」で、ボールを持っても他の選手が動いてなくて有効なパスコースがほとんど無かったのは確かなのだが、出しどころに迷った挙句に近くの選手に緩い横パスを出してカットされてしまったりと、事なかれプレイが非常に目立つ内容で残念だった。3点目のゴール前でノールックパスをルーカスに通したのはさすがだったが、目立つプレイは本当にそれぐらいだったかな。
ま、でも現地観戦はやっぱり気持ちがいいね。万博に食いだおれ太郎が来ていたのには気付かなかったけど(笑)。まだいろんな事情でそうそう毎回行ける状況には無いけれど、機会はぼちぼちでも増やしていきたいところだね。