フランス・リーグアン第36節 ロリアン-ルマン(0-0)

現在10位とは言え、8位のルマンから勝ち点4差にいるチームだけあって、非常にコンパクトにまとまって終始ルマンの攻撃陣をフリーにさせない守備で、ルマンはセットプレイ以外ではほとんど決定機を作らせてもらえなかった。怪我から復帰したジェルビーニョも途中出場したが、全く本調子からはほど遠い出来でダメダメだった。
ルマンの見せ場といえば、試合序盤にCKからルタレクがフリーで合わせて枠を外してしまったシーンと、後半に松井がカウンターからドリブルでDFを抜き去り、最後はGKを交わしたところでDFのスライディングにクリアされてしまったところぐらいか。もしあれが決まっていたらマラドーナだったんだけどね(笑)。
もっともそれは相手にとっても同じで、ルマンは攻撃の形がうまく作れないイライラから5枚のイエローカードをもらってしまったが、CBのジェデルを中心に粘り強く守り、何とか最低限の勝ち点1を手にする事が出来たのは今シーズンの成長振りを表している。
しかし、ルマンの次の相手が松井の移籍が噂されているサンテティエンヌとUEFA枠を争っているマルセイユで、そのサンテティエンヌはこれまた移籍の噂があるPSG、そしてPSGは今節トゥールーズと引き分けてしまって降格圏を抜け出せずと、どこをどう応援していいのか分からない状況になってしまっているなあ(笑)。