スコットランド・プレミアリーグ マザーウェル-セルティック(1-2)

いや~、セルティックにとってはヒヤヒヤものの試合だったね。
マザーウェルはスコットランドリーグと言えど、レンジャーズ・セルティックの2強に次ぐ3位の位置にあるだけあって、派手さや個人技こそ無いものの実直を絵に描いたようなサッカーをしており、前半は攻めに出るセルティックの選手をマンマークで激しく粘り強く守って自由にさせず、前半の35分過ぎからは徐々に前に出る圧力を強め始め、後半15分にはとうとうシンプルにワンタッチクロスからポーターが決めて先制点を奪ってしまった。
セルティックは決して悪い状態では無く、マザーウェルの厳しい守備に対して前半途中から中村が3トップのような位置にまで上がってマザーウェルを混乱させようと奮闘し、相手の厳しいチェックに中村が文句を言いそうになる(前にロブソンが相手を突き飛ばしたが(笑))場面もあったが、チャンスは作れてもうまく得点までにはつながらなかったが、失点を喫した次の瞬間に中村のクロスにマクドナルドが合わせて同点に追いつけたのはラッキーだった。
中村は怪我と風邪の影響を考慮してか得点のすぐ後に交代し、途中から出場したサマラスがロブソンのCKに頭で合わせて得点、残り時間はかなりアップアップだったが何とかセルティックは逃げ切ってリーグ優勝に望みをつなげた。
レンジャーズはUEFAカップの決勝に駒を進めたために、これから18日の最終戦までは全て中2日、3日での連戦が続くことになり、この試合でのマザーウェルの出来を考えれば、どこかで星を落とすことになる可能性は高い。とにかく失点につながるミスを起こさないようにして、粘り強く得点を狙う試合をして行くしかないところだ。