2008年3月

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ACLグループリーグ グループF 鹿島-ナム・ディン(6-0)

昨日は飲み会があってすっかり酔っ払い、その後に見た試合という事で簡単な印象を。 オリヴェイラ監督は、「イメージと創造性の共有を重視している」という試合後の談話のとおり、開幕から変わらないベストメンバーで臨んだ試合だったが、その効果と重要性が見事に体現された内容と結果だった。 鹿島は時折ミスが散見されたものの、やろうとしているサッカーは実にロジカルで、フィールドの10人が常にバランスの取れたポジショ […]

J1第2節 浦和-名古屋(0-2)

事前にいろんな情報を刷り込まれていたせいか、思ったほど浦和はめちゃくちゃな状態ではなかったなというのが第一印象。ま、とりあえずオジェックよりピクシーがマシという予言が外れなくて良かったなと(笑)。 確かに、試合のペースは圧倒的に名古屋が握っていたが、昨年の浦和の試合はどこが相手であってもいつでもそうで(笑)、ボールを支配されながらも堅い守りでしのぎ、いったんワシントンやポンテにうまくボールが渡った […]

フランス・リーグアン第29節 ルマン-レンヌ(1-1)

10位とは言えルマンとは勝ち点4差、しかも最近好調なレンヌ相手のホーム戦。松井はこの試合も先発で出場。 レンヌは非常にフィジカルが強固で若い選手が多いルマンにとっては苦手の相手だが、この試合も前半はレンヌのフィジカルプレスに苦しみ、1トップのデメロもDFに完璧に押さえられてルマンは中盤でほとんど前を向けず、当然松井がいるサイドにほとんど有効なボールが渡らないまま、38分に右サイドを破られての折り返 […]

J1第2節 京都-大宮(2-1)

いや~、浦和は早速オジェック監督を更迭とは驚きましたね。やっぱりこの早すぎるタイミングでの交代劇は、ACLの優勝で一旦は続投を決めていたにせよ、既にオジェック監督が選手やクラブ首脳から求心力を失っていたという事なんでしょうね・・・ そうなると余計に好対照な名古屋との試合を見たいのですが、JSPORTSでは火曜日まで放送が無い・・・ACLの2戦目も待ってるし、レポートが書けるかどうか微妙だなあ。 さ […]

J1第2節 磐田-G大阪(3-0)

いやしかし、今のサッカーは何よりも攻守の切り替えの早さが重要だと思い知らされる試合だったよね。 前半のガンバは、ACL初戦と同様に選手間の意思疎通がまるでうまく行かず、足元へのパスばかりになってあっさりジュビロのプレスに潰されてしまい、セットプレイから萬代が頭で流したゴールと、明らかにエリア外なのにPKになった2点目を決められてしまう始末。 後半になってようやくエンジンがかかったガンバは、後半開始 […]

ACLグループリーグ グループF クルン・タイ・バンク-鹿島(1-9)

ガンバとは対照的に、アウェイで記録的な大勝を収めた鹿島だが、それだけ鹿島がガンバより強かったというよりは、試合展開の全てが鹿島に味方したような感じだった。 クルン・タイ・バンクはタイのリーグで2位だったとは言え、首位だったチョンブリとは明らかに守備のレベルに差があり、特にGKの反応やポジショニングは雲泥の差があった。もっとも攻撃に関してはチョンブリに引けを取らない個人技とスピードがあり、試合の序盤 […]

サッカー批評issue38 小野技術委員長インタビュー

今号のサッカー批評に、岡田監督就任を決めた小野技術委員長のインタビューが載っているという事で、そこだけざっと見てみました。 結論から言うと、岡田監督を選んだ疑問が解けるどころか、代表強化の責任者がこんなふざけた認識を持っていたのかと暗澹たる気持ちになりました(苦笑)。 まず、選任理由である「オシム・サッカーという土台に新しいサッカーを築ける人」という部分が、日本人らしさを生かすという部分だけが土台 […]

ACLグループリーグ グループG G大阪-チョンブリFC(1-1)

いやはや、これを助かったと見るべきか情けないと見るべきか。 ガンバは試合開始からボールを圧倒的に支配していたのだが、いまいちDFラインが思い切って上がれず、オフサイドラインを意識はするものの相手FWに対して厳しく当たりに行くような事をせず、攻撃で跳ね返されたセカンドボールをあっさり奪われる場面が続き、こんなお上品なサッカーでアジアは大丈夫なのかと思ったら、案の定後半13分にカウンターから水本が1対 […]

浦和の問題とジュニーニョ帰化の話

昨日は風邪で横になりながら、JSPORTS1で再放送された横浜FMと浦和の試合を見ておりました。 あちこちで書かれているとおり、浦和は本当にキャンプをしたのかというぐらい、チームとしての攻守の形が全くバラバラで、中盤で前を向いてボールを持ってもFWやサイドがフォーメーション通りの位置に並んで立っているかFマリ守備陣と共に走っているかのどちらかで、誰が引いてどう受けて、そこから誰にどう展開するのかと […]

フランス・リーグアン第29節 ニース-ルマン(0-0)

フランスのプロビンチア同士、しかもスコアレスドローと来ては物凄く退屈な試合を想像してしまいがちだが、意外と90分見ていて楽しめた試合だった。 その理由はルマンがやっていたサッカーで、序盤こそニースが高い位置からプレスをかけて来たものの、その後は比較的リトリートした守備に切り替えた事もあって、かつてはドッカンサッカーが当たり前だったチームとは思えないほど、各選手がトライアングルを作ってきちんとパスを […]