フランス・リーグアン第29節 ルマン-レンヌ(1-1)

10位とは言えルマンとは勝ち点4差、しかも最近好調なレンヌ相手のホーム戦。松井はこの試合も先発で出場。
レンヌは非常にフィジカルが強固で若い選手が多いルマンにとっては苦手の相手だが、この試合も前半はレンヌのフィジカルプレスに苦しみ、1トップのデメロもDFに完璧に押さえられてルマンは中盤でほとんど前を向けず、当然松井がいるサイドにほとんど有効なボールが渡らないまま、38分に右サイドを破られての折り返しを決められ、あっさり先制点を許してしまう。
後半の4分に、デメロの意表をついたミドルシュートを相手GKがなぜか見送ってしまって同点に追いつくと、故障でスタメンを外れていたロマリッチが後半から入ったのもあって中盤で溜めが作れるようになり、試合は一転してルマンがボールを支配する展開に。
しかし、イェブダの頭で流したヘディングが惜しくも枠を外れたり、混戦から放ったシュートがゴールに入ってからクリアされたように見えた場面が流されてしまったりと不運が続いてレンヌを突き放せず、逆にカウンターから危ない場面を何度か作られたがこちらも得点には至らず、内容からすると妥当ではあるがルマンにとっては何とも消化不良な勝ち点1となった。
松井は試合中に腰を強打した影響で後半途中で交代。クロスなどのプレイの精度自体は悪くなかったけど、前半はボールがなかなか来なくてルマンに調子が出た後半に交代させられたのはちと気の毒だったかな。とにかく持病のある腰なのでしっかり休んで治さないとね。