2008年2月

2/3ページ

フランス・リーグアン第25節 ルマン-リヨン(1-0)

いやいやいや、まさかリヨンに2連勝してしまうとはね。 とにかくこの試合のルマンは選手が自信に満ち溢れ、いつもなら相手の個人技を恐れてずるずるとDFラインが下がって押し込まれ、ひたすらロングボールを打ち込むだけの展開になってしまうのだけど、全員が果敢にリヨンの選手に1対1を挑んで負けず、リヨンに攻め込まれてもすぐに押し返す四つ相撲を見せていた。 それは、リヨンがベンゼマやトゥララン、ケイタといったレ […]

スコットランド・プレミアリーグ第26節 セルティック-ハーツ(3-0)

本業多忙続行中につき戦評は簡単に。 セルティックはようやく新戦力がきっちりかみ合って、ドナーティの巧みなボールさばきが活かせるような、高い位置でパスを回して攻めるサッカーが出来てきた。現在9位とはいえ調子を上げているハーツにこの内容は誉められる。 セルティックの分厚いサイド攻撃を中心とした迫力のある攻めで前半15分に1点を取ってからは、ハーツの勢いに押されてパスミスが多くなってしまったのはいただけ […]

東アジア選手権 日本-北朝鮮(1-1)

いや、それにしても弱かったね~。もちろん日本が(苦笑)。試合開始から15分で、もうこの試合はダメだなと覚悟してしまった。 オシムジャパンの美点だった、判断や動き出しの速さ、サイドチェンジ、オーバーラップといったような仕掛けは皆無で、1ボランチで前が詰まっている割には後ろの押上げとチェックが甘く、相手のFWに簡単にポストプレイを許してカウンターに持ち込まれてしまう。 日本はパスミスが多かったが、それ […]

蹴春到来

今週はひたすら仕事でヒーヒー言ってましたが、ようやく週末がやって来てくれました。あ、でもまだアクションの原稿書いてないや(苦笑)。 なのに明日からは東アジア選手権が始まり、ミッドウィークにはCLの決勝トーナメントがスタートと、いよいよ本格的にサッカーシーズン到来で涙がちょちょ切れますね。 そんな中で昨日は何とかミラン対リボルノの試合を見ていましたが、リボルノのDFラインはほとんど上がらずに5バック […]

接近・展開・連続

最近、いきなり本業の仕事が忙しくなって、一応試合はロアッソ対ヴェルディのPSMとかローマ対レッジーナを見ていたりしますが、どうにも戦評をじっくり練る余裕がありません。 そんなこんなでもう東アジア選手権が始まろうとしてますが、タイ戦での岡田ジャパンについて興味深い分析が日刊から出てますね。 今までここでもちらちら書いてますが、代表に甲府のショートパス戦術を持ち込む事には疑問を持っています。 現代のサ […]

スコットランド・プレミアリーグ第25節 アバディーン-セルティック(1-5)

セルティックはヒンケルが復帰してようやくベストメンバーと言えるスタメンが揃った。 そのせいか、アウェーのセルティックにしては珍しく高い位置からプレスをかける戦い振りを見せ、アバディーンも非常に勢いがあったのでいくつか決定機を作られはしたが、それらは運と相手の決定力不足もあって幸い決まらず、クロスが流れて逆サイドに飛び込んだ17分の中村のゴールを皮切りに、前半で3点を取る効率の良い試合ぶり。 後半に […]

フランス・リーグアン第24節 PSG-ルマン(0-0)

ルマンはセセニョンがアフリカネーションズから戻ってトップ下に入り、松井とイェブダが左右に入る布陣でPSG相手のアウェイ戦に臨む。 試合は序盤こそルマンが攻勢に出るものの、その後は攻守の集散に勝るPSGがペースを握り、ルマンはボールを奪ってもほとんどが低い位置からの攻撃になってしまい、PSGのプレスに詰められてアバウトなロングボールが多くなって前線にいい形でボールが入る事が全く無い苦しい展開。 しか […]

岡ちゃんの選手起用

タイ戦から2日が経って、マスコミ上での論評はほぼ出尽くしたように思いますが、だいたいは結果はOK、でも内容については賛否両論といった感じが多いですね。 その中で、非常に興味深かったのが大住氏が内田のプレイに注目して書いたコラム。そしてもう一つは湯浅氏による、タイ戦では大久保が前線の蓋になってしまっていたという戦評。 今更、彼らのプレイがどうだったかを書くつもりはありませんが、やっぱりこれらを目にし […]

南アフリカW杯アジア3次予選グループ2 日本-タイ(4-1)

タイの1点は余計だったが、まずは難しい初戦で4点を取って勝った事は評価したい。が、内容にはまだまだ課題が多く見えたのも確かだ。 序盤の日本は先制点こそFKからだったが、タイが比較的パスをつないで攻めていた事もあって、高い位置からボールを奪いに行く日本の守備がうまくかみ合い、そこからダイアゴナルの動きで前線がサイドのスペースに飛び出して起点を作り、中央に出来たスペースに選手が飛び込むという良い形が出 […]

イタリア・セリエA第21節 ジェノア-カターニャ(2-1)

森本が後半8分から登場してくれたので、久々に彼のプレイをじっくりと見る事が出来た。 前半はジェノアの素早く忠実なプレスの前に、ボールの出し手も1トップのスピネージも完璧に押さえられて全く攻撃の糸口がつかめなかったカターニャだったが、スピードのある森本が入って2トップになった事でジェノアの守備陣がナーバスになり、後半15分に森本が引いた動きにつられたDFが目測を誤り、頭でクリアしたボールがオウンゴー […]