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フランス・リーグアン第25節 ルマン-リヨン(1-0)

いやいやいや、まさかリヨンに2連勝してしまうとはね。
とにかくこの試合のルマンは選手が自信に満ち溢れ、いつもなら相手の個人技を恐れてずるずるとDFラインが下がって押し込まれ、ひたすらロングボールを打ち込むだけの展開になってしまうのだけど、全員が果敢にリヨンの選手に1対1を挑んで負けず、リヨンに攻め込まれてもすぐに押し返す四つ相撲を見せていた。
それは、リヨンがベンゼマやトゥララン、ケイタといったレギュラーをCLに備えて温存してくれた事に加え、前回のカップ戦でルマンが勝ったという経験が大きかったとは思うが、アフリカネーションズカップに出場した選手が帰ってきて、彼ら抜きでチームを持ちこたえさせてきた成果が表れた試合だったように思う。
その中でも特筆すべきはイェブダの活躍。この試合ではクタドゥールを押しのけてボランチの一角に入ったが、ムラッ気と独善プレイばかりのアフリカンの中にあって、豊富な運動量とフィジカル、堅実なプレイでルマンに一本の芯をもたらせてる働きだった。
松井は、よく走って何度も前線に飛び出すチャンスを作ったが、クロスの精度こそ良かったものの残念ながらシュートはヒットせず。相変わらずPA付近での動きもあまり狡猾とは言えない出来。チーム状態が最高の今が点にからむチャンスなのだから、是非とも結果を出して上位クラブのオファーと、代表の救世主となる得点力(涙)を勝ち取って欲しいね。

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