フランス・リーグアン第24節 PSG-ルマン(0-0)

ルマンはセセニョンがアフリカネーションズから戻ってトップ下に入り、松井とイェブダが左右に入る布陣でPSG相手のアウェイ戦に臨む。
試合は序盤こそルマンが攻勢に出るものの、その後は攻守の集散に勝るPSGがペースを握り、ルマンはボールを奪ってもほとんどが低い位置からの攻撃になってしまい、PSGのプレスに詰められてアバウトなロングボールが多くなって前線にいい形でボールが入る事が全く無い苦しい展開。
しかしPSGの攻撃もそれほどの怖さは無く、攻めの組み立てがFWに入れる縦のボールばかりだったのでルマンは守備の狙いが定めやすく、しかも攻撃から守備へのスピードは速いが逆はそれほどでもなかったので前半はセットプレイ以外にルマンにとっての脅威は存在しなかった。
後半になると多少互いにスペースが生まれ、PSGはルマンのサイドを攻めてクロスから惜しい場面を作るのだがルマンFKプレのナイスセーブと決定力不足に助けられ、ルマンはスコアレスとは言えまずまず納得の勝ち点1を手に入れた。
松井はPSGのSBセアラに完全にマークされ、逆サイドでフリーになっていても他の選手がプレスを受けてサイドまでボールを出せず、唯一の見せ場はサイドからのボールをトラップで浮かせてボレーを放ったシーンぐらいで試合残り10分で交代。松井の調子自体はそれほど悪くなさそうだったが、戦力的に上位のPSGが守備に重点を置いた試合をやって来たのではやむなしと言うところか。ま、次だね。