高校選手権ここまでの雑感

相変わらず冬休みモードは続行中で、酔っ払いで記憶があやふやながらも一応サッカーは見続けております(笑)。
今がたけなわの高校選手権についてもここまで3試合ほど見ましたが、野洲旋風がごく最近吹き荒れたとは思えないほど、選手のプレイスタイルがとにかく縦に早く、1対1では必ずドリブルを仕掛けるような個人で勝負する形になっていたのが面白いです。
とは言え、今大会で強豪とされる東福岡や流経大柏にしても、DFラインからのワンタッチのパスがあっさり相手の中盤に渡ってしまったりボールを奪ってさて攻め上がりというところのトラップが大きくて再びボールを奪い返されてしまったりと、縦への意識と質が伴っていないパターンが多かったんですけどね。
そんな中で藤枝東だけは、いかにも静岡らしいパスで崩すサッカーでチームの意識が統一されていて、選手個々の落ち着きも高いレベルにあったのですが、パスを回して回して結局最後が決められなくてボール保持率ほど圧勝できないのが伝統的な日本のサッカーという感じである意味見ていて安心しました(笑)。
個人的には日本に帰ってくるのがちと早すぎる気はしますが、高原の浦和への移籍が決定的になっているようですし、彼のプレイが多くの人の目に留まる事で、点を取るという部分での落ち着きの大切さが広まればいいなと思います。