アーセナル対チェルシー、そしてトルシエ・秋田・FC琉球

昨日は録画しておいたアーセナル対チェルシーの試合を見ておりました。
しかしFCWCでのミランが、ゆったりしたパス回しからカカーのドリブルで一気にスピードアップする蜂の一刺しだとすれば、アーセナルはさしずめスズメバチの総攻撃って感じですな(笑)。10人で守りを固めるチェルシー相手にも個人技とパスワークでチャンスを作るんだからえげつないです。
とは言え、アーセナルもミランのカカーとピッポというタレントに比べると決定力で見劣りするのは確かで、結局得点はチェルシーGKチェフがCKにかぶった1点のみでしたが、もし浦和と対戦していれば1点どころの話じゃなかったでしょうね。
逆にチェルシーは、ドログバの代わりがシェフチェンコの1トップじゃなあ・・・あの前半の引きこもりサッカーで何かしろってのは身体能力の化け物であるドログバだからこそ何とか出来るわけで、これではシェヴァもあまりに気の毒だよね。後半こそ攻勢に転じましたが、逆に終盤はカウンターから何度もアーセナルに決定機を作られる始末。しかもこの試合でテリーが怪我で長期離脱とチェルシーの王座奪回はかなり厳しそうな雲行きですねえ。
そして現在ピッチ上の何よりもエキサイティングな(笑)FC琉球の状況ですが、何と引退宣言した秋田まで引っ張って来ちゃって、地上波のニュースやYAHOO!のトップはおろかAFCの公式サイトにまで登場と、FC琉球は今や浦和の次に有名な日本のクラブになってしまいました(苦笑)。
いきなりこれだけ世間の注目を一気に集めたのだから、裏の顔はともかくとしてやはり榊原氏のイベント屋としての手腕が一流なのは確かでしょう。
その榊原氏がどうFC琉球と関わっているのかが謎だったのですが、とある場所の情報によると、彼は沖縄にイベントプロデュース関係の会社を設立、クラブは野口オーナーのままでその会社と提携、そしてトルシエは会社側が雇う形になって琉球と雇用関係は無いそうですね。そう考えると、トルシエが単なるアドバルーンに過ぎない可能性も高いわけですが、とにかく今後も注目を集め続ける事は間違い無いでしょうなあ。