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フランス・リーグアン ランス-ルマン(1-3)

ここまで5戦負けなしのランス相手のアウェイ戦。ルマンは松井が4-2-3-1の左ウイングで先発。
今までのルマンにも見られた事だが、好調時のアウェイはルマンが守備に比重を置く分布陣がコンパクトになり、ここまで失点の多い原因になっていた中盤のチェック不足でラインが破られる悪癖を覗かせる事無く、ランスの攻撃がシンプルにサイドを使うやり方だったために、ルマンの守備が破綻することは無かった。
ルマンは試合開始からのランスの仕掛けを受け止めて24分にきっちりCKから中央でフリーになったデメロが足を合わせて先制、前半終了間際にDFのクリアミスを拾ったディンダンに同点にされるが、後半の5分にスルーパスに抜け出したジェルヴィーニョの突進にDFとGKがお見合い、それを拾ったジェルビーニョが押し込んで逆転、ロスタイム寸前にもルタレクがカウンターからヘッドで3点目と完璧な試合運びだった。
松井はここのところの好調を維持し、カウンターの起点としてボールキープやヒールパスなどでしっかり味方にボールをつなげる役割をこなし、オフサイドにはなったがロマリッチのミドルに反応してシュートを放つなど、採点すれば6.5には値する活躍ぶりだった。次こそ得点だね。

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