北京五輪アジア最終予選 グループC カタール-日本(2-1)

さて、地獄のほうがやって来てしまったわけだが(苦笑)。
いや、選手は頑張ったと思うよ。最後はさすがに押し込まれてしまったとは言え、アウェイでも運動量はそれほど悪くなかったし、カタールのロングボール攻撃にも走り負け、当たり負けをしていなかったし、終盤に疲労するまではDFから比較的パスをつなげていた。セットプレイからの失点とPKは不運で仕方のないもの。決して下を向く必要は無い。
が、監督には面を上げてもらっちゃ困る。反町監督はいつも相手を「研究して」フォーメーションをコロコロ変えてくるが、選手はそれを何とかこなすので精一杯で、いつまで経っても自分達の攻撃が作れないまま。4試合で得点3は、情けないことにアジア最終予選出場チーム中で6番目の成績である。まあ、中盤スカスカで運と個人能力だけで点を取るサッカーが監督の理想なら仕方ないが(笑)。
それにしても、ホームの親善試合とアウェイのガチ試合の違いがあるとは言え、同じベクトルを向いてスタートしたはずのA代表との差は、残酷なほどに監督の能力を映し出してしまっているよなあ。まあ、カタールがサウジのホームで大勝するのは難しいだろうから、日本がアウェイのベトナム相手に得点を重ねればまた立場は逆転出来るだろうが、果たして反町監督が追い詰められて開き直る事が出来るのか。
つーか、ジーコジャパン同様にこのままアジア予選を突破したとしても五輪は単なるボーナスになる事は間違い無さそうなので、ひとまずオシムを総監督という名の実質監督に据えたほうがいいと思うんだけどねえ・・・