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UCI自転車世界選手権2007 男子エリート・ロード

いや、一応本命には揚げていたものの、まさか本当にベッティーニが連覇してしまうとは。期待の日本3選手はいずれも途中リタイアで残念でした。
ベッティーニはドーピングの濡れ衣を見返した意地の勝利というところでしょうが、好調時には毎週ビッグレースが行われる春のクラシックシーズンに勝ちまくっちゃう選手なんですから、ドーピングによる一発屋とは全く格が違いますからね。
それにしても、260kmという長丁場の中で、14回も8%と13%の坂を登った上に最後にアタックをきっちりと決め、ゴールスプリントでもそこらのスプリンター顔負けのスピードを出すのだからベッティーニは恐ろしい選手です。
自転車に乗っていなければ、ただのハゲたちっこいオッサンにしか見えないあの体に、どうやってこれほどまでのパワーが秘められているのでしょうか。いやはや本当に不思議です。つーか、ワンデイレースでここまで強いベッティーニがステージレースではからきしなのも不思議な話ですよねえ(笑)。

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