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前節のJリーグ

この土曜日の試合の録画に失敗してしまったので(涙)、前節までに見た試合を簡単にレビュー。
J1第26節 鹿島-新潟(3-1)
シーズンも終盤になると総合的なチーム力が試合結果に出てしまうのがサッカー界の常識ではあるが、まさにそれを地で行く内容と結果になった試合。
新潟はFWエジミウソンの不在で前線でなかなかボールが収まらず、たまに持ち味の速い攻撃を見せても全体的なポゼッションは鹿島に握られ、セットプレイから田代に勝ち越し点を決められて敗戦。
矢野が代表選出の効果か際立った動きと得点を見せてはいたものの、新潟はSBが上がる割りにCBの位置が低く、そのスペースをテクニックに勝る鹿島に使われてしまったのが敗因だった。
ぶっちゃけ今期の優勝は不可能だろうが、シーズン前の予想からすると素晴らしい内容と結果を出したのは間違いない。あとJ1制覇に必要な要素は個人能力のさらなるアップだろう。
J2第42節 C大阪-湘南(2-2)
J1昇格争いのライバル直接対決だったが、選手の個人スキルと能力の差でセレッソが圧倒するものの、セレッソはPKを始めチャンスにきっちり決められず、湘南のしぶとい試合運びにホームでドローと言う失態を演じてしまった。
とは言え、セレッソの攻撃についてはJ2でもトップクラスなのは間違いなく、香川を筆頭とした若手選手が経験を積めばJ1でも中位以上を確保できるだけのタレントを揃えているのは確実で、彼らをJ1で早く見たい反面、J2の厳しい舞台でレギュラーとしてさらなる経験を積んで欲しいというアンビバレンツを感じてしまうのも正直なところである(笑)。

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