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J2第39節 福岡-C大阪(0-1)

録画してたライブラリの中から、たまたま見つけた試合を簡単にレポート。
当面の3位争いのライバル同士の争いとあって、気持ちがこもった激しい試合になったが、モチベーション高く挑んだ福岡に対し、個人能力で勝るセレッソが上回った結果となった。
福岡はいつものダイアゴナルにパスを回すサッカーを捨て、縦に早くパスを入れるサッカーを展開するのだが、前線の長谷川一枚ではやはり決定力に欠け、逆に一瞬の隙を突いたセレッソの長いパスから小松が絶妙なトラップで前を向き、GKとの1対1をきっちり決められてしまった。
セレッソは、アレーとジェルマーノのブラジルボランチコンビが高いスキルを見せて中盤の底を支え、好調の香川のドリブルを軸に、カウンターから効果的なチャンスをいくつも作っていて、福岡とのチーム力の差は明らかだった。
セレッソは若い選手が多いだけに、チーム全体の運動量や守備力という面ではまだまだ穴が多いが、タレント面ではJ2屈指の陣容を持っているだけに、ここから勢いが続けば昇格も十分可能性がありそうだ。逆に、福岡はかなり厳しい状況。まずは連敗の精神的なデフレからまず脱却を目指すしかないか。

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