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J1第24節 柏-横浜Fマリノス(1-0)

開始わずか40秒で中澤がオウンゴールを与えてしまい、その後は横浜の攻撃をきっちり90分間柏が凌ぎきると言う、守備の柏、攻撃のFマリノスという両チームの特徴が見事に当てはまった内容と結果の試合だった。
柏は、古賀・小林のCBコンビと山根を中心とした7人できっちりと守備ブロックを作った上に、各人が高い集中力で横浜の攻撃をブロックしまくり、カウンターの場面ではフランサのボールキープとシンプルな配球できっちりとつなぎ、横浜の一方的なペースにさせなかったのは見事だった。
横浜もただ攻めあぐねていたわけではなく、度々狭い柏のDF裏のスペースへと山瀬のパスから坂田や大島が飛び出してチャンスは作ったのだが、柏のコンパクトな守備ブロックの前では針の穴を通すような精度でないとなかなかゴールにボールは飛ばせず、柏の得意なパターンに持ち込まれてしまったのが痛かった。
今はヴェルタの生放送が始まってそちらも見ているので、戦評はこんなところで簡単に。でも、新潟といい清水といい、優勝争い第2グループのチームがそれぞれしっかりと意図とコンセプトを持ったチームになっているのは嬉しい事だね。今期はさすがに浦和やガンバに追いつくのは厳しいだろうけど、来期の争いが本当に楽しみだ。

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