2007年8月

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フランス・リーグアン第4節 ルマン-リール(1-1)

とうとう首位に立ってしまったルマンが昨期CL出場の強豪リールを迎えたホーム戦。ルマンの布陣は第3戦と同じ形で、松井は右SHで先発。 前半のルマンはとにかく最悪で、昨シーズンから多くの選手が入れ替わったとは言えリールの組織力はさすがで、激しいプレスと的確なポジショニングによるうまいパスのつなぎにルマンは押されて中盤がすっかり間延びしてしまい、SHのドゥイヤールと松井はSBへのフォローに忙殺され、攻撃 […]

U-17ワールドカップ グループD 日本-ハイチ(3-1)

日本は幸先良く初戦勝利を挙げることが出来たが、内容的にはかなり危なっかしいものだった。 日本は序盤こそ素早いパスワークでハイチゴールに迫ったが、ハイチがしっかり引いて網を張った守備に切り替えるととたんに攻め手が無くなり、アジアカップのようにサイドチェンジはするもののそこからの弱いクサビや中への横パスを狙われ、ハロルドジュニオールらにスピードでぶっちぎられ、何度も深い位置からのクロスを上げられてしま […]

フランス・リーグアン第3節 ボルドー-ルマン(1-2)

既に第4節の試合が行われてはいるが、先にこっちの戦評を。 ルマンはボランチのクタドゥールが怪我で欠場し、セセニョンがボランチに入って左SHはドゥイヤールが入った布陣でスタート。 試合は序盤こそルマンが攻勢を見せたが、気の効いた配球が出来るクタドゥールを欠いたせいもあり、その後はミクーを中心に高い技術を誇るボルドーにボールを支配され、そしてDFからの一発のフィードからベリオンに技ありのループシュート […]

欧州CL予備戦3回戦第1レグ スパルタク・モスクワ-セルティック(1-1)

昨年はベスト16に残っていながらリーグのランクで予備戦からのスタートとなったセルティック。人工芝のピッチ、モスクワのアウェイという非常に過酷な条件での試合となったが、何とかアウェイゴールを挙げての1-1のドローという及第点の結果で終えることが出来た。 試合はスピードに乗ったサイド攻撃を繰り出すスパルタク・モスクワの前に、セルティックは何度もサイドのスペースを破られながらも中央を固めてクロスを弾き返 […]

スコットランド・プレミアリーグ第2節 フォルカーク-セルティック(1-4)

眠いけど、留守の前に忘れないうちに戦評を。 開幕戦をスコアレスドローで終えたセルティックだったが、この試合でも76分からマクギーディのオーバーヘッドの跳ね返りをミラーが押し込み、中村の見事なFK、カウンターからヘッセリンクの駄目押しと立て続けに3点を入れるまでは、かなりフォルカークの勢いに苦しんでいた。 フォルカークの中盤をワンタッチで展開するパス回しが見事だったのは確かだが、CH2人がどちらも新 […]

J1第20節 新潟-名古屋(4-0)

両チームの地力の差はもちろんだが、コンディション・モチベーション・戦術全てに新潟が完全に名古屋を凌駕していたのを反映した順当な点差となった。 名古屋は怪我人やコンディション面から大幅にスタメンを入れ替えたスタートだったが、勢いがあったのは最初だけで、後は味方がボールを持ってもろくな動き出しが無く、サイドにボールを回してもそこでボールはバックパスされるだけで、頼みのヨンセンも疲れからか動きが悪い上に […]

J2第33節 山形-鳥栖(1-3)

試合はオートマチックなパスワークに優れる山形が7割方を支配し。何度も何度もサイドを破ってはクロスを上げるのだが鳥栖DFの奮闘にあって得点にはつながらず、後半は逆に鳥栖が山形の守備のミスを突いて効率良く得点を重ねた結果となった。 山形は、やはり序盤の好調な時期に比べるとプレスのかけどころが後退し、前線と中盤が追い回せている間はいいが、この試合の後半のようにそれが無くなってしまうとDFの裏を取られて失 […]

フランス・リーグアン第2節 ソショー-ルマン(1-3)

ルマンの前監督であるアンツが率いるソショーとの対戦とあって注目された試合だったが、序盤に不意を突かれたループ気味のミドルで失点はしたものの、その後は終始ルマンがボールを支配し、30分のPK、後半7分にGKのフィードの流れ玉をデメロが押し込み、最後は松井のクロスからデメロがハットトリックを決めて快勝した。 ルマンは、監督とバングラ、オリビエ・トマにファンショーヌは移籍してしまったものの、ロマリッチは […]

アメリカより帰国

1週間ぶりのご無沙汰でした。 毎度の事ながら、アメリカへの出張中はサッカーと全く無縁の生活を送っているわけですが、今年はロサンゼルス・ギャラクシーにベッカムが入団したので多少はサッカーの話題が出てくるかなと思ったら、ちょうどバリー・ボンズの新記録のタイミングと重なって報道はそれ一色でした・・・ そんな中で、現在のボンズとハンク・アーロン、そして過去のボンズとの打席の映像を重ねて見せるような事をテレ […]

U-22・4カ国トーナメント 中国-日本(0-0)

やった~、俺たちの反町ジャパンが戻ってきたぞ~(棒読み もともと押上げに乏しい反町3バックに加え、U-20の福元がセンターに入ったので余計にセーフティー度合いが強まり、いつにも増して中盤が間延びしーのサイドを破られーのという内容になり、中国が何度もあった決定機をことごとく外してくれたおかげで何とか無失点で済んだ形となった。 当然攻撃でも、中国が疲れた後半の終盤になってようやく連続した攻めが出た以外 […]