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フランス・リーグアン第4節 ルマン-リール(1-1)

とうとう首位に立ってしまったルマンが昨期CL出場の強豪リールを迎えたホーム戦。ルマンの布陣は第3戦と同じ形で、松井は右SHで先発。
前半のルマンはとにかく最悪で、昨シーズンから多くの選手が入れ替わったとは言えリールの組織力はさすがで、激しいプレスと的確なポジショニングによるうまいパスのつなぎにルマンは押されて中盤がすっかり間延びしてしまい、SHのドゥイヤールと松井はSBへのフォローに忙殺され、攻撃はひたすら前線に可能性の低いロングボールを蹴りだすと言う昨シーズンの悪い状態のルマンを再現しているかのような出来だった。
ところが、前半終了間際の1対3というカウンターの大ピンチをGKプレが弾いたボールがポストに当たって外れると言うラッキーでしのいだ後半からは、ドゥイヤールに代えて攻撃的なジェルビーニョを入れたことがズバリと当たり、一気にペースはルマンのものとなる。
ここからはこれまで3試合のルマンのように、松井も相手PA内に入り込む回数が増え始め、スローインからグラフィチが絵に書いたようなヒールシュートを決めてルマンが同点に。その後はセセニョンやロリオが決定的なシュートを放つものの枠を捉えられず、内容も結果も痛み分けのドローで終わった。
前半と後半のこの違いは何だったんだという感じだが、逆に言えば、選手1人と全員の姿勢が変わっただけでまるで違うチームになれるという事であり、反町体制以来どうにも内容がぱっとしないU-22についても、大きく変化する可能性があるという事でもある。
・・・とはやっぱりあんまり思えないんだけどね(笑)。さて、今日は恐怖の代表試合3連荘だけど、まずは何から見ようかねえ。緊張感で言えばU-22ベトナム戦だけど、前線の面子が大きく変わるカメルーン戦も捨て難いし。楽しみと言う点ではU-17かもしれないけど、地上波だと生で見るのは無理だしね・・・うーむ。

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