J1第20節 新潟-名古屋(4-0)

両チームの地力の差はもちろんだが、コンディション・モチベーション・戦術全てに新潟が完全に名古屋を凌駕していたのを反映した順当な点差となった。
名古屋は怪我人やコンディション面から大幅にスタメンを入れ替えたスタートだったが、勢いがあったのは最初だけで、後は味方がボールを持ってもろくな動き出しが無く、サイドにボールを回してもそこでボールはバックパスされるだけで、頼みのヨンセンも疲れからか動きが悪い上にマークで封じられ、仕舞いには怪我で退場と言う泣きっ面に蜂状態。
後半から杉本を入れて前線にスピードが出てからは多少新潟を攻める場面が増え始めたが、それは新潟がリードしてペースを落とした面が大きく、逆に前線とDFの間が間延びして守備が薄くなったところをサクサクとカウンターから2得点されてあっけなく終了。新潟が強かったとは言え、これでは次節からも厳しいのは確かだろう。
新潟は震災後初のホームゲームという事もあってか観客の後押しが物凄く、選手のモチベーションと運動量が最後まで落ちなかった。ガンバや浦和との勝ち点差は決して少なくないが、シルビーニョも戻ってきた事だし、これから下位相手の5連戦で弾みをつけて、鹿島・浦和との決戦に臨みたいところだろう。
さて、明日からはお盆休みで留守にするので、更新は2日ほどまた休みます。これでサッカーシーズン再開に向けて英気を・・・って多分疲れて帰ってくるだろうけど(笑)。