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ツールドフランス第8ステージ

今年のツール前半戦最大の山場、1級山岳が3連続、最後は頂上ゴールという事で注目されたステージでしたが、戦国ツールを象徴するような目まぐるしい展開が続いて面白かったですね。
つーか、集団からなんと36歳のモローがアタック、その後も各チームのエース選手を引き連れてアタックするなど、絶好調振りを発揮していたのには感動しました。久々のフランス人選手の活躍に、現地ではきっと熱く沸いている事でしょう。
結局マイヨジョーヌの座は、最初の1級山岳から大逃げを決めたラスムッセンが後続集団に約3分の差をつけてゲットしました。過去2大会で山岳賞を取っているラスムッセンですが、今年は十分総合を狙えるチャンスですね。この日2位のマヨ同様タイムトライアルが課題ですが、まだまだ頂上ゴールは残っていますし、他の有力選手に大きな決め手が無いので、これからも登りで大きな差を重ねる事は可能だと思います。
そして残念なのはロジャースのリタイアと、ヴィノクロフが怪我の影響かトップから4分30秒差と遅れてしまった事ですね。マヨとモローの復活、コンタドールやシュレックといった新鋭の台頭などでただでさえ大変な総合争いの行方が、彼らがいればもっと面白くなったのにと思うと・・・いや本当に残念です。カシェキンやクローデンなど、アシスト陣も十分総合を狙えるポテンシャルがあるだけに、これからのチームオーダーも悪い意味で注目されますね。
ステージリザルト

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