ツールドフランス第4ステージ

この日は、総合争いで56秒遅れの23位にいたシャヴァネルが逃げの集団に入り、マイヨジョーヌのカンチェラーラ擁するCSCがどう出るかが注目されましたが、結局大きな逃げは許さずにゴール前で集団は逃げを吸収してしまいました。
当然、ゴール争いはスプリンター同士の戦いになったわけですが、ゴール前のコースが微妙に狭くて曲がっていたために、ここまでポイント賞争いを演じているマキュワンとボーネンが集団から抜け出す事が出来ず、ディーンのナイスアシストを受けたフースホフトが今シーズン初勝利を挙げました。
ジロの時に途中でエースのディルーカが総合首位に立ったにもかからわず、アシストを温存するためにリクイガスチームがわざとその後のステージで逃げを追わずに他のチームに首位を譲った事は記憶に新しいですが、CSCはそれをやりませんでしたね。
それだけシャヴァネルの存在を恐れているのか、カンチェラーラが1日でも多くマイヨジョーヌを着る事に価値を置いているのか、そうせざるを得ないほどエースのサストレの調子が上がっていないのか、これ以降も集団をコントロール出来るだけのチーム力があると踏んでいるのか分かりませんが、このあと第7・第8とやって来る山岳ステージで、CSCがどういう働きを見せるのか注目です。
さて、今晩明日と代表の試合と放送がかぶってしまう、恐れていた事態がやって来ましたね。今晩の第5ステージは再放送があるようですが、第6以降は今のところ再放送が無い・・・もしU-20が決勝まで進むと第14ステージの頂上ゴールと言う超山場と重なってしまいそうなので大変です。アジアカップも決勝トーナメントの山分けによってはこれも山岳と思いっきりかぶっちゃいますからね・・・まさか早期敗退を願うわけにもいかないのでやれやれです(笑)。
ステージリザルト