コパ・アメリカ グループC アルゼンチン-コロンビア(4-2)

日本が対戦したコロンビアが相手とあって興味深く見せてもらった試合。スコアとしては2点差だが、まあ順当にアルゼンチンの力勝ちといったところか。
コロンビアは幸先良くセットプレイから先制したものの、日本戦と同じように足元でつなぐパスが多く、選手のキープ力や個人技があるのでアメリカほど攻められっぱなしでは無かったが、1対1でボールを奪えない日本とは違ってアルゼンチンの守備が相手ではあまりにも攻撃が遅すぎ、セットプレイ以外の場面ではほとんど得点の匂いが感じられなかった。
コロンビアが2点目を取れたのも、アルゼンチンが前半に3点を取って後半は明らかにペースを落としていたからであり、アルゼンチンが同点に追いついた微妙な判定のPKが無かったとしても、まずアルゼンチンの勝利は固かっただろう。
アルゼンチンは依然として好調をキープ。試合の後半は味方がボールを持ってもほとんどの選手が足を止める余裕のプレイ振り。しかし、PKの場面で調子が良かったクレスポが負傷退場したのが気になるところ。交代で入ったディエゴ・ミリートは得点を決めたものの、クレスポほど安定していないのでこれからそこがどうなるか。
それにしても、足を止めていてマークが付いているのにボールを受けるとキレとスピードで相手を抜き去ってしまうメッシは相変わらず凄いなあ・・・