U-20ワールドカップスコットランド戦と信州ダービー

今朝行われたU-20W杯の日本対スコットランドですが、日本が幸先良く3-1で勝ったようですね。
ナイジェリア対コスタリカは1-0でナイジェリアが勝ったので、次のコスタリカ戦で引き分け以上であれば予選突破は確実でしょう。試合内容も良かったみたいで、これは試合を見るのが楽しみになりました。
とは言え、実は昨日までフジテレビ739の視聴を申し込む気がマンマンだったのですが、視聴契約の変更に必要なお客様番号を書いたメモを会社に忘れてきてしまい、今朝の試合に間に合わなかったので今大会は関テレの録画放送で間に合わす事にしました(笑)。なので、戦評を書けるのはあさってになっちゃいますかねえ。
そして、少し前に「びりけん」さんから信州ダービーのプレビューをいただいていましたが、今度は試合後のレビューもいただきました。どうもありがとうございます。

本日、長野は薄曇り。時折小雨もぱらつく天候でした。
パルセイロの入場口から入り、オレンジと緑とに染まったバックスタンドを見た瞬間、恥ずかしながら早くも涙腺が弛みました。こんな日が来たんだなあと、満員の(キャパ3000ですが)客席に思ったものです。
長野パルセイロと松本山雅のダービーマッチは、午前の試合でツエーゲン金沢がJSCに勝ったため(ゴールを決めたのは数ヶ月前まで山雅に在籍した奈良安剛)勝ったほうに自力逆転が復活する試合になりました。
ダービーは今季一勝一敗、ともに1-0のスコアと五分。今日も4バックが引いて守る山雅と人に強いパルセイロのDFとがピンチを未然に防ぎ、レフェリーの見事なジャッジングもあって引き締まった展開で前半終了。
試合を分けたのは、後半開始直後のワンプレーでした。
左サイドを突破した山雅選手を、間近で見ていた嫁さんの話だとパルセイロの選手が「ひざかっくん」のようにして後ろから倒し、PKとレッドカード。これを元甲府の土橋が決め、アウェイの山雅が先制。
10人でビハインドを返さなくてはならなくなったパルセイロはFWを次々と投入。ただでさえ攻撃重視のチームが大きくバランスを崩し、30分過ぎにシュートのこぼれ球を押し込まれて万事休す。
この2点目が決まった瞬間「ああ、終わっちゃうんだな」と思いました。無論ダービーはこれからも続くのだけど、試合が終わってほしくないと思いながらサッカーを見たのは本当に久しぶりでした。
試合はさらにダメを押した山雅が3-0で勝利。敗者への激しいブーイングや愚かな騒ぎなどもなく、成功のうちにダービーが終わったことは多くの関係者はサポーターの努力の賜物です。
とはいえ、山雅も首位JSCへの挑戦権を得たに過ぎず、パルセイロも数字の上では優勝の可能性を残しています。金沢も含め、北信越リーグはまだまだ終わりません。

いや、こちらにまで興奮が伝わってくる迫真のレポートですね。北信越リーグの公式を見てみると、首位のJSCを勝ち点1差で松本と金沢、3差で長野が追っていて、残り2節は上位4チームが総当りの潰しあいという凄まじい状況でちょっと笑ってしまいました。
U-20やアジアカップでの日本の活躍とあわせて、信州や北陸でのサッカー人気の盛り上がりを期待したいところですね。