続・コロンビア戦

相変わらずこの爺さんは食えんですな(笑)。
海外組のコンディションにばらつきがあるのは練習の段階から分かっていたはずで、そこをあえて揃って先発させた狙いの一つとして、こういった強い相手に対して個のレベルという部分で海外組の真価を計ったところがあったんじゃないかと思っています。
実際、前半は遠藤や中村憲、駒野といったモンテネグロ戦で良い内容を見せていた選手が、相手のプレッシャーの前に判断のスピードが追いつかず、いわゆる逃げのプレイに走ってしまった場面が多々見受けられました。それに対して稲本を除く(笑)海外組は、ミスはあっても基本的な判断のブレというものは少なかったですからね。中田の出来も湯浅氏が書くほど悪くありませんでしたよ。ただ稲本については本来のポジションじゃなかったにせよ、さすがに擁護し切れませんが(笑)。
稲本は、もともとある程度チームに馴染んでからでないとアグレッシブなプレイが出来ないスロースターターで、それゆえにプレミアでも一度調子を落としてサブに回ってしまうとなかなか浮上できない原因になっていたのですが、この試合でもその悪癖が出て終始様子見プレイになってしまってましたね。オシムはこの試合だけの出来で呼ばなくなるような監督じゃありませんから、まずはアジアカップを辞退してクラブでしっかりと足場を築く事でしょうね。
さて、今晩は珍しくU-22の試合が関西でも放送されますが、さすがにマレーシア相手じゃコロンビア戦のような緊張感は望めそうにないので、視聴率がアップするようなスカッとした内容をお願いしたいものです。