フランス・リーグアン第36節 トゥールーズ-ルマン(0-1)

松井は前節のナント戦でゴールを決めてこの試合も先発だったのに、すっかり私の中では無かった存在になってしまっていて、ようやくニュースを見て録画した次第(笑)。
ぶっちゃけ、先発&アシストと聞いていつもの身体能力馬鹿サッカーの中でたまたま運良くボールに触れた時に結果が出たぐらいにしか思えなかったのだが、松井がトップ下で先発してしかもルマンが何か悪いものでも食ったんじゃないかというぐらいに松井向きのパスサッカーになっていたので驚いた。
まあ、もともとパスサッカーもやっていたチームだし、この試合の前に残留が決まっていたのでプレッシャーから解放されて精神的に余裕が生まれた事が大きいのかもしれないが、トップ下の厳しいマークの中で常に裏へサイドへと動き回ってパスコースを作る松井の姿勢が、ルマンのパスサッカーを引き出す要因になっていたのも確かだろう。
松井自身、今期干されているときに、昨シーズンの調子の良い時のプレイに比べて今は動いていないと気づいたらしいが、この姿勢を忘れずにしっかり出して行けば、残留するにせよ移籍するにせよ、来期の活躍に望みが出てくるのは確かだろう。