サイトアイコン 旧閑ガゼッタ

J1第10節 鹿島-横浜Fマリノス(1-1)

GW疲れがまだ残っているので簡単に・・・
山瀬兄弟を軸としたプレッシングサッカーでこの3試合で13得点を奪う破壊力を見せていたFマリノスだったが、大雨で滑るピッチの中では連戦の疲れもあってかプレスの勢いが落ちてボールコントロールにもミスが多くなり、それでも先制点をゲットしたまでは良かったが、後半は鹿島にペースを握られて同点に追いつかれる結果となってしまった。
もちろんそれはFマリだけの原因ではなく、攻撃が遅くなりがちなブラジルスタイルの悪い面が出て、開幕から得点力不足に苦しんでいた鹿島が、Fマリのサッカーに臆せずこちらも高い位置からのプレスで対抗しようとしたのも大きかったポイントだと言える。
それでも前半はまだ、鹿島もプレスをかけてボールを奪ったはいいが前線に人が詰めきれていないために、確率の低いミドルを打つしかなかったのだが、持ち前の個人の技術力でボールをキープし、徐々に攻撃のペースを握り始めた後半からはしっかりとゴール前でパスコースを作れるだけの人数が上がれるようになり、それが後半7分の中後のゴールにつながったと言える。
鹿島がこのサッカーを続ける事が出来るのか、今までのプレスサッカーが続けられなくなったFマリが再び復活するのか、そこが今後の成績を占うポイントになりそうだ。

モバイルバージョンを終了