ドイツ・ブンデスリーガ第29節 ビーレフェルト-フランクフルト(2-4)

フランクフルトはキルギアコス・プロイス・オクスが欠場な上に、シュトライト・テュルクを監督がメンバーから外すなど、やけくそとも思える賭けが見事に成功した結果となった。
とは言え、フランクフルトの内容は決して誉められたものではなく、試合はブンデスリーガの下位争いらしくザル守備同士のバンザイアタック合戦という感じで、しかもビーレフェルトのほうがDFの裏を取った回数も決定的な場面もずっと多かったのだが、ワンチャンスでのアマナティディスの先制点、セットプレイ、PKと全ての運を味方につけて効率良く点を取れた事が勝利につながった。
高原については、シュトライトらがいないおかげでいつも以上に前線にアバウトなパスしか回って来ず、それでも怪我を押してチャンスメイクに回って点に絡み、3点目を取った後は守備にも奔走して本当にお疲れさまといったところ。
ただ、アマナティディスに切れと運動量が戻ってきたのが明るい材料とは言え、フランクフルトはこの内容ではとても残留争いを一気に抜け出すようには思えず、普段のスタメンメンバーの奮起が待たれるところだ。