欧州CLベスト8第2レグ バイエルン・ミュンヘン-ミラン(0-2)

飲み会後の酔頭で見ていたので、ざっとした感想のみで。
一言で言えば、アンチェロッティ監督おなじみのチキン慎重采配が当たった試合だった。
ミランは、インザーギの1トップの下にセードルフとカカーを配した4-3-2-1という布陣だったが、実際はセードルフがかなり守備にも参加する4ボランチとも言える、アウェイゴールでビハインドを負っているとは思えない守備的な体制で、サイド攻撃はSBのオーバーラップのみ、中央はカカー頼りという割り切った攻撃に徹していた。
しかしこれがバイエルンに対しては効果を発揮して、オトゥル・サリハミジッチの両サイドに全く仕事をさせず、マカーイとポドルスキが終始孤立する状態になってしまった。ミランの2点目はオフサイド気味だったが、その得点が無くてもバイエルンに勝つチャンスは無かっただろう。
さて、このミランの守備がマンU相手に通用するのか、チェルシー・リバプールとの守り合いで上回るのか、楽しみなところである。