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松井と高原

先週末の海外組の中継試合ですが、中村以外は松井が後半30分から、高原は前半のみでの交代、しかもチームは最近の試合内容がきっちり反映された敗戦と、散々な出来でしたね。これでは戦評を書く意欲も出るわけがありません(苦笑)。
フランクフルトは、技術的な個人能力が低い分、中盤でボールを奪ってハーフカウンターと言うトルシエジャパン的な戦法にならざるを得ないんですが、同じような戦法を得意としていて、前節に首位のブレーメンを4-1で破ったシュツットガルトに早々と先制されたのでは全く勝ち目がありませんでした。
ルマンについては今更書くことも無いですね(笑)。ソショーは最近不調だったとは言え、ルマン戦では見事にきっちりとパスをつないでいて、個人頼みのルマンとは格の違いを見せ付けました。相変わらず松井が右サイドでフリーでいても真中にしかパスを通さないし・・・
しかし両試合を見て改めて痛感する事は、やはりチームと言うものは個人能力と組織力、どちらが欠けてもだめだという事ですね。
トルシエはフラット3ばかりが話題になっていましたが、岡野前会長が最も評価した点は、選手に戦う気持ちを植え付けた事だと語っていますし、オシムもただ走る事だけではなくて、中澤を招集したりGKに林を抜擢するなど、特にゴール前での高さを重要視している事が分かります。
まあそういう部分はだいたいマスコミは無視して、分かりやすいキャッチーな部分にばかりスポットライトを当ててしまうものなんですがね。とは言え、キャッチーな部分が平山と李にしか無いU-22もアレなんですが(笑)、アメリカ戦で是非とも世間の注目を集めるような結果を出して欲しいですよね。

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