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フランス・リーグアン第23節 ロリアン-ルマン(2-1)

「悲しいけれど、これが現実(以下同文
リーグアンの中位同士のチームらしく、互いに4-4-2でプレスを掛け合って中盤が落ち着かず、たまたまボールがDFラインの裏に出れば得点機が訪れるような展開に終始し、そんな中で互いにサイドでの突破から1点ずつ、試合終了間際にセットプレイでロリアンが勝ち越し点を挙げたというだけの、あまり内容について語る事の無い試合であった。
プレスの掛け合いであれば、先のアーセナル対マンUの試合のように、FWが下がってポストプレイをする事で相手DFラインにギャップを作り、そこにワンタッチパスから2列目の選手が飛び出す攻撃をするべきなのだが、当然ながらルマンにそんなしゃれた芸当は無く、中盤より後ろからサイドのスペースに長いボールを出すだけで、守備に回っている事が多かった松井やバングラが有機的にからむ攻撃はほとんど存在しなかった。
マルセイユのように強い相手だと向こうもSBが上がっているので、個人能力で耐えていれば一発のパスでカウンターのチャンスを作れるスペースが生まれるのだが、ロリアンのように攻めながらもバランスを崩さない相手だと、やはりパスの連携で中盤を突破する能力がないと、なかなか勝ちきることは難しい。それはフランクフルトにも言えることなんだけどね。
松井についてはコメントのしようも無し(苦笑)。いい加減、機能しない4-4-2はやめようよ、アンツ監督・・・

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