2006年8月

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スコッチ・プレミアリーグ第4節 インヴァネス-セルティック(1-1)

セルティックはペトロフが移籍濃厚という状況のためにピアソンとレノンがボランチ、そしてCLを視野に入れてミラーの1トップにチェルシーから加入したヤロシクをトップ下に置いた4-5-1という布陣でアウェイ戦に臨んだ。 ペトロフに比べると展開力の無いボランチに、新戦力の前2枚、そして相変わらずプレイエリアが狭いマクギーディと揃えばセルティックの攻撃が停滞するのも当然で、中村がボールを持ってもいち早く引いた […]

フランス・リーグアン第3節 ルマン-ヴァランシエンヌ(3-2)

ルマンにしてみたら、まあこんな試合内容でよく勝ち点3が取れたな、という言葉に尽きる試合だった。 昇格組のヴァランシエンヌをホームに迎えての試合だったためか、ルマンのチーム全体に楽観的な空気が流れていて、DFはポンポンと長いボールを前線に入れて、ロマリッチあたりも最初から高いポジションを取っていたために、守備から攻撃へと移る出足が非常に速いヴァランシエンヌのカウンターが全く防げず、どちらも単純な長い […]

今日の戯言

一昨日、昨日と飲み会が続いてしまい、個人的には戦評を書く気がまんまんだったのですが、まぶたの重みがそれを許さず、更新ストップ状態になってしまって申し訳ありませんでした。 で、今日は松井の試合の後に昨日はうつらうつらで見ていた新潟対川崎の試合を見直していたのですが、一言で言えば川崎のやりたいサッカーを新潟がやっていた試合でしたね。新潟は、我那覇とジュニーニョの2トップに厳しいマークを付けたのに対し、 […]

今日の戯言

オシム監督が就任してから初めての公式戦となったイエメン戦ですが、一夜明けたマスコミのスタンスとしては、どうやら「怖いオシム」というイメージで統一されているようですね(笑)。 テレビの中継でもやたらと「怒ってます」と言われ続けていましたが、日頃はマスコミを煙に巻く発言が多いオシムも、やはり代表の公式戦ともなるとストレートな感情が出てしまうのか、試合後の会見でも会見の時間を延長してまでかなりはっきりと […]

アジアカップ予選A組 日本-イエメン(2-0)

まあとにかく恥も外聞も無くびっちりと引いて守る相手には、ジーコジャパンだろうがオシムジャパンだろうが点を取るには今後も苦労するのは確かだろうなと再確認させられた試合ではあった。 ただ、どんな相手であっても何度かは決定的なピンチを作られたジーコジャパンとは違って、前線からの守備意識に関しては雲泥の差と言える出来で、何回かあった中盤や自陣での凡ミス以外では、川口が仕事をするような場面が無かったのは大き […]

スコッチ・プレミアリーグ第3節 セルティック-セントミレン(2-0)

プレミアリーグ唯一の昇格チームであるセントミレンとのホームゲームだけに、15日間で5試合目というハードスケジュールながら絶対に勝利が必要な試合だったが、まずは無事に結果を出す事が出来てチームもほっとしている事だろう。 しかし、当然ながら内容は芳しくないもので、ハートソンがWBAに移籍したために第1FWとして期待されたミラーがまだまだチームにフィットせず、昨年のリーグMVPであるマロニーが怪我で手術 […]

今日の戯言

メジャーマスコミではサッカーと言えば明日のイエメン戦に話題が集中してしまっていますが、その裏でひっそりとJリーグにとっては非常に重要なニュースが発表されていますね。 来シーズンの放映権については、以前にNHKが減額要求を出していたという話題が出ていましたが、とりあえずこれでリーグ全体の放映権料は今までと同じレベルが確保された事になるわけで、分配金が減る事で各クラブの経営が苦しくなる事態はこれで一応 […]

今日の戯言

いや~、オシム監督はいきなり飛ばしてくれますね。 オシムが代表監督に就任してからというもの、今までのジーコ路線をことごとく覆すような発言や行動を繰り返していて、協会や広告代理店、マスコミに対してわざと挑発しているんじゃないかと勘繰ってしまいたくなるほどですが、考えてみれば監督の仕事というものは、外野が何をどう言おうと、自分が強化のために必要だと思っている事をきちんと遂行するのが当然であって、それは […]

フランス・リーグアン第2節 トロワ-ルマン(2-2)

GKのプレと並んで昨シーズンのルマンを支えた大黒柱であった、ボランチのF・トマとオクールをそれぞれオセールとサンテティエンヌに売ってしまい、かなり厳しいシーズンが予測されたルマンだったが、開幕戦に勝ってこのアウェイ戦でも後半終了間際までリードしての引き分けと、実にしぶとい滑り出しを見せる事が出来た。 その要因となったのが、ボランチの位置にそのまんま入ったロマリッチと20歳のクタドゥールというコンビ […]

J1第17節 磐田-鹿島(3-3)

この両チームの試合を見るのも久々である。かつては日本のナショナルダービーとして数々の好ゲームを見せてきた両チームの試合だったが、選手の世代交代や監督就任からの短い時間、そして夏の暑さというエクスキューズはあっても、全盛期のお互い水も漏らさぬような強靭な守備力のぶつけ合いを知っている身としては、かなり寂しい試合内容になってしまった。 まず両チーム共に、相手ボールになった場合の寄せの速さや強さというも […]