今日の戯言

く、久保記者が躍動しているっっ!
ジーコジャパンの惨敗以降はカピタンもスポンサー筋もすっかりおとなしくなってしまい、テレ朝では角澤アナの絶叫実況までもトーンダウンしてしまってオシムの毒パワーだけが猛威を奮い続けている今のサッカー界ですが、こういういかにもなタブロイド記事を見るとなんかほっとしますよね(笑)。
さて、昨日は家に帰ってきた時間が遅くて、何とか試合は見たのですが戦評や感想を更新する気力が起こらず、戦評を期待してアクセスしてくださった皆さんには申し訳ありませんでした。
ぶっちゃけ試合内容については、多少マシな時のジーコジャパンの試合といった感じで、それほど見るべきものがあったわけじゃなかったというのも、更新のモチベーションが起こらなかった要因ではあったんですけどね。
とにかく、トリニダードトバゴ戦についてはオシムの試合後の会見が一番の見所だったかなと(笑)。
まず、オシムがこの試合は自分にとって重要だったと語り、コンビネーションを期待して浦和の選手を多く起用し、三都主の先制点でガッツポーズを見せたところを見ても、いかにこの試合で結果を出す事がオシムにとって大事であったかが分かります。
それは単に負けたくないからというわけじゃなくて、今までのマーケティング主導のジーコジャパンとは正反対の方向に向かおうとしているオシムにとって、まずは抵抗勢力に対するジャブが必要であったと言う事が一つ。そしてこの試合で勝利を飾れた事で、あえて名指しをせずに90分走れない選手がいたと語り、イエメン戦の選手の入れ替えに対する説得力を得たと同時に、今回代表に選ばれなかった選手への希望を与える事に成功したわけです。
実際問題として、まだプレスのタイミングやカバーの連動性といった部分が十分に機能していない状態で、真夏シーズンのJリーグの合間に試合をやって、90分走るって事は中田レベルの体力があっても難しいですからね。選ばれた選手は、90分間「走る」ためにはポジショニングや1対1での強さなど、「考えて」走らなければならないと思うでしょうし、選ばれてない選手はリーグ戦でもっと走る姿勢を見せる必要があると思うでしょう。
まあオシムの事だからこの試合で負けていたとしても粛々と自分の仕事を進めてはいたでしょうが、浦和の選手を多数起用するようなバクチで最初の関門をやすやすと乗り切ってしまうのですから、まさに恐るべしとしか言えませんよね。これでますますイエメン戦のメンバーが楽しみになりました。
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