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今日の戯言

とりあえず焼け野原からの再スタートですな。
ここのサイトを開設以来、ジーコとカピタン体制のおかげですっかりネガティブ毒吐きサイトとしてのカラーが定着してしまいましたが(苦笑)、これで少しは明るいサイトに変身できるかもしれませんね。もっとも、元凶の片割れがしぶとく生き残っているので、まだまだ予断を許さないところではありますが(笑)。
今日は珍しくハムの字さんからツールに関するメールをいただきました。

今日も雨がジグザグ降ってますが、昨日は外でご飯を食べてたら傘立てから傘がなくなってて、街中にエアマシンガンを放ちたくなるような今日この頃ですが、ガゼッタさんいかがお過ごしでしょうか。
たまにCSも見ますが、サッカーは連動性とか個人だと動き出しとか体のキレとか、ある程度見所がわかるんですが、自転車(ツールドフランス)はどこが見所なのか良くわかりません。
サッカー的に考えると、カーブ時の自転車の傾きとか、こぎ方って感じなんですけどいつもカーブがあるわけじゃないし、こぎ方等もよくわかりません。たまに自転車の文章を読んでるけど、見所(魅力)はどこなんでしょう?

http://gazfootball.com/past/03-07.html
ツールについてのだいたいの知識は上のリンクの7/17のところをまず見てもらうとして、やはり自転車競技の楽しみは、個人のテクニックがどうこうよりも、とにかく団体競技としてのチーム戦略の妙に尽きますね。
どのチームにもエースという存在があって、チームの全員はエースを勝たせるために働きます。平地ではエースが空気抵抗を受けないように前を走り、登りではエースを引いてエースが走りやすいペースを作りつつ、ライバルが逃げるとそれについて行ってペースを混乱させて妨害する、そしてエースに水や食料を運んだり、エースの自転車にトラブルが出れば集団に戻れるように引っ張ったり、最悪自分の自転車と交換したりと言う仕事があるわけで、監督はその全てを監視しつつエースを勝たせるための戦略を臨機応変に行使するわけです。
当然、一昨日のランディスを見てもエースも人間ですからいろんなトラブルが起こるわけで、自転車競技では1分の差をゲットするのに大変な労力を必要とするのですが、失うときは本当にあっという間ですから、チャンスの時以上にピンチの時にどうやってチームとしてカバーするのかが重要で、それがとても人間くさくて面白い部分なんですよね。
あとは、そのレースが行われている土地の風景も楽しみの一つですよね。フランスの中でもブルターニュや南仏、アルプスではそれぞれ全く建物などの風景が違いますし、コースの近くにスタジアムがあると空撮で抜いたりする事もあるので、そういうところも楽しんでいただければと思います。

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