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今日の戯言

まあこれでも良く頑張ったほうでしょう。
ただし、「日本がベスト16に確実に入れるほどの実力はない」と言い切るのはどうかと思いますがね。何しろ日本の実力はベスト8以上に行けたはずだったというのが4年前のジーコとカピタンの主張で、そのためにジーコを選んだのですから(笑)。
つーか、ネットの意見を見ていても、代案も無しにカピタンを止めさせてどうすんだ、会長がいちいち結果責任を取ってたら組織として成り立たないといった、一見冷静そうに見えて、実は何も見ようとはしていない意見が意外と跋扈していてげんなりしてしまいます。西部氏は彼独特のバランス感覚からそう言ってるわけで、本心は別のところにあるのは明らかですからね。
何故カピタンが再三再四マスコミに登場してまでトルシエを全否定しなければならなかったのか、ジーコを自分が選んだのだと喧伝する必要があったのか、練習や試合のスタメン公開で得をしたのはいったい誰なのか。それが、カピタンの個人的な中村びいきによる私怨だとか、代表を強くしたいと言う純粋な気持ちからだとか、代表を愛する人たちへのファンサービスのためだとかと考える人は、相当ナイーブでイノセントであると言わざるを得ません。
オシムの仕事をスムーズにするためにも、何より日本の強化を正しい道に戻すためにも、まずは代表を単なる集金マシーンへと貶めてしまったカピタンスキームのぶち壊しが必要なんですよ。とりあえず壊せるものなら、理由は何だってかまわないわけです。日本サッカーには確かに金は必要だけれども、金は正しく効果的に使わなければ意味がありませんからね。ジーコに2億与えておけば、遠征などしなくても国内の親善試合でW杯に勝てる強化が出来ると思った、誰かさんの頭の構造を覗いて見たいもんですよ。
ところで、オシム自身は雑誌Yeah!でのインタビューで、カピタンの失言に対して「彼ほどのジェントルマンがミスを犯すはずが無い」と語っていましたね。これは一見カピタンを擁護しているように聞こえるかもしれませんが、意図的なリークである事は分かってるんだよとも取れるわけで、カピタンのあさはかな猿知恵を逆手にとって、あえて自分の力として利用しようという思惑があるのかもしれませんね。いや~、本物の修羅場を潜り抜けてきた人は怖いですね~(笑)

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