今日の戯言

正直カピタンの策略にはまるのは非常に腹立たしいのですが、オシムへのオファーは現実に動き出しているのは事実のようですね。
一昨日にその辺の話題を書いたのですが、その後いろいろと情報を探っているうちに、オシムをリストアップしたのは強化委員会によるもので、カピタンはジーコのようなビッグネーム(笑)を望んでいてどうやら自分が別に考えている候補がいるような状況らしいですね。オシムをわざとリークしたのは、自分の保身とともにオシム案を潰しにかかったのではないか、という見方もあるようです。
私は火の無いところに煙を立たせるマスコミは大嫌いですが、火のあるところの煙は大好きなタチなので(笑)、憶測による妄想を書き連ねてみますと、これらの情報から見て、意外とカピタンの求心力が急激に落ちてきているのではないか、と思っています。
それは、まずカピタンが口でバラす前にオシムへのオファーの情報がマスコミに流れていた事。これは、協会内部からの事前のリークがあった事に他なりません。また、オシムのような聡明な人が、最近の代表を取り巻く利権構造に気付いていないはずはなく、オファーを検討する際には必ずその部分にメスを入れるように条件を出すであろう事。これはカピタンにとって相当血を流す犠牲が必要になります。
その意味で注目されるのはこの時事通信の記事で、時事通信が電通の最大株主である事を考えれば、電通やスポンサー筋も今回の失敗に関して危機感を持っている可能性が高く、カピタンが一応オシム就任を後押ししているような今までの発言を見ても、カピタンの独断専行Part2を止める圧力があったのかもしれません。とにかく今後の焦点は、金銭面以外の条件をどう詰めるのか、利権構造の修正はどこまで可能なのかという部分にかかって来るでしょう。