今日の戯言

まあ普通に勝てそうに無いですわな。
オーストリア対クロアチアのテストマッチで、クロアチアが4-1で圧勝したという話を聞いて、まあ意外とホームでは変に先制点を入れられて歯車が噛み合わないうちに下手に攻めに出てしまって失点を重ねる場合も多いからね、と自分に慰めを入れていたのですが、湯浅氏のレポートによれば普通にクロアチアが強かったみたいではかない希望も木っ端みじんです(笑)。
よりによって三都主のサイドで対峙するスルナが素晴らしくて、クラスニッチとプルショも身長が高いと来れば、だいたい日本がどういう目に合うかは簡単に想像できますよね(苦笑)。当然、そうなるとカギを握るのはいかにカウンターを食らわないか、中盤でのポゼッションで上回って相手のサイドを押し込めるかにかかってくるのですが、やっぱり中田があまり高い位置に上がらず、しっかりとボールをキープする必要性がありますよね。と言って中田が我慢するとは思えないんですが・・・
とか考えていると暗くなる一方なので、最近はジロデイタリアの放送に逃げてしまっているわけですが、こちらも文字通りの山場を迎える前に雌雄が決してしまっている状態です。
しかしバッソの強さは凄まじいですね。なにしろシッティングでペースを上げたら名だたるクライマーが軒並み振り落とされてしまうのですから、まさにTTでの強さを山岳にスライドさせたインデュラインという表現がぴったり来ます。しかもそのTTでもウルリッヒに肉薄できるのですから、これはダブルツールの可能性も十分にあり得ます。
それにしても情けないのはクネゴで、23日のボンドーネゴールのステージでは先輩のシモーニにも遅れ、4分37秒差でのゴールとなってしまいました。自転車界でも若くして頂点に立った選手がその後ぱっとしないパターンがあったりするのですが、彼もそうなってしまうのでしょうか・・・そういや、ぱっとしないと言えばウルリッヒ(まあランスが同時代にいたのは気の毒だけど)ですが、相変わらず腹回りがでっぷりと太いですね。ウルリッヒがツールまでにやせてベストコンディションになるか、バッソが疲労でコンディションを落とすか、どっちが確率が高いんでしょうか・・・ってこれじゃ賭けにならないか(笑)。