今日の戯言

いやいや、昨日のステージは面白かったですね。昨年はバッソが突然の体調悪化、クネゴも病気の影響でぱっとせずで、アームストロング引退後のグランツールを狙う若手筆頭と呼ばれるこの2人の優劣は分からずじまいだったのですが、この日のマイエレッタの頂上ゴールで、クネゴが一旦はアタックしたもののバッソがすぐさま追いついてそのままのペースで抜きさり、30秒の差をつけて堂々のステージ優勝を飾りました。
バッソは昨年のツールでもランスのアタックに最後まで遅れる事無く付いて行き、登りでの実力がトップクラスにある事を証明していましたが、アタックの瞬発力に欠けているのもあって、今ひとつ実力に凄みを感じなかったのですが、思えばあのインディラインもこんな感じだったわけですし、これで今後のTTでの成績が伴えば、一気にランスの後継へと名乗りを上げることになるでしょう。
・・・って自転車ネタはもういいって?(笑) あー、じゃあ仕方無しにあの話でもしますか・・・
ここでも何度か書いている通り、代表メンバーの選考は予選突破という結果を果たした監督の専権事項だと思っているので、誰を外して誰を入れるべきという意見を言うつもりはありません。
当然ながら驚きとしては久保と松井が外れた事と、FWが5人になって巻と玉田が入った事ですよね。久保の落選は最近のパフォーマンスを見ればやむを得ないし、それによって巻が入ったのは予想の範疇ではあったのですが、それに加えて玉田も入ったのは驚きましたね。得点を取る能力については筆頭だった久保を外さざるを得なかった事で、FWの陣容にジーコが不安を覚えた事は想像に難くないところですが、その割を思いっきり松井が食らってしまったというところでしょうか。
個人的な願望を言えば、大久保や平山がダメなのなら次世代につなげる意味でも松井は入って欲しかったのですが、今の代表では4バックの左SHぐらいしか使いどころが無く、そうなるとユーティリティ性があって代表での経験が多い小笠原や遠藤が優先されるのは仕方の無いところなのかもしれません。
まあ、ジュリやアネルカ、マカーイ、セードルフ、フンテラールが入らないフランスやオランダの事を考えれば、日本は小さな悩みといえるのかもしれませんがね。しかし、この代表で一番若いのが駒野の25歳ですか・・・つーか、駒野っていつの間にかもうそんな年だったのね(笑)。