今日の戯言

今日は私生活でのどたばたや、そんな中で決行したオフ会の疲れがどっと来てしまって更新する気力を失っていたのですが、まったりと録画しておいたミラン対バイエルンのCLを見ていると、大阪ダービーとは全くレベルが違うけれども図式としては似たような感じだよなあ、と一人で納得しておりました(笑)。
バイエルンは、どの失点もDFからのビルドアップのパスミスや、単にサイドが競り負けてクロスを上げられ、中に飛び込んだDFがマークミスをしてしまうといった、本当に集中力の欠如というか、CLの決勝トーナメントに出てくるチームとしてはおそまつ極まりない試合をやっていて、別に特別に凄い出来ではなかったミランにあっさりと敗れてしまいました。
バラックの移籍問題でチームが一枚岩になってなかったのもあるんでしょうが、好調時の高い位置からの鬼プレスは完全に消えうせてしまってミランにボールを支配されたのでは、点を取るタレントで勝負できないバイエルンとしてはもはやどうしようもありませんでした。一度歯車が狂ってしまうと簡単にリカバリーできないところが、組織でがっちりと固められたチームのもろいところなんですよね。
まあ、だからと言って監督放任の選手任せのほうが強いとは口が裂けても言えませんが(笑)、トルシエジャパンを始めとして今までのチームの例を見ても、歯車が噛みあえばそれまでの成績が嘘のように快進撃を続けるものなので、セレッソに限らず、大敗が続いている京都についても、反転攻勢をかけられる可能性を見極める能力がフロントには必要でしょうね。もっとも、そんなフロントがいるクラブはなかなか無いんだけど(苦笑)。