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ドイツ・ブンデスリーガ第24節 バイエルン・ミュンヘン-HSV(1-2)

この試合も高原のみの講評で。
アリアンツ・アレーナでバイエルンに対して初黒星を与えた正にHSVにとっては大殊勲の試合となったわけだが、バイエルンがCLに比べるとプレスの迫力に欠けていたことと、大雪でピッチが悪くてパス回しの対決にならなかったと言うハンデはあったものの、終始HSVの攻守の切り替えと忠実なマーキングが目立ち、ボールを支配されながらも決定機では互角の戦いが出来ていた試合だった。
そんな中で高原は代表でのパフォーマンスに続いて好調ぶりを示し、決まりはしなかったものの2度の惜しいシュートを放っただけでなく、運動量を生かしたちょこまかと機敏な動きでボールに良く絡み、確実にHSVの攻撃のリズムの一角として存在感を見せていた。それだけに、どちらかのチャンスに得点が決まっていればと思わざるを得ないのだが、まあ今年については代表のほうで運を使ってくれればいいかなと(笑)。
とにかくこの勝利でいよいよ来期のCLが現実的になって来たことは確かで、大舞台での経験はもちろん、過密日程による出場チャンスも確実に増えるわけで、とりあえず得点は二の次でチームの勝利に貢献する働きを継続して欲しいものである。

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