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今日の戯言

謹んで富樫氏のご冥福をお祈りします。
超強力電波増幅装置のトルシエが日本を去り、逆に電波を飲み込んでしまう不思議置物ジーコがやって来たおかげで、最近ではめっきりライターに関してあれこれ書く事が無くなってしまいましたが、相も変わらず単なるチームの好き嫌いをさも普遍的な価値観であるかのように生臭く主張してばかりの自称「海外通」の”評論家”連中の中で、いつもニュートラルな視点を保ち、国内やアフリカのサッカーにも造詣が深く、くだらないギャグ一つの中にも本当にサッカーへの愛を感じる貴重なジャーナリストでした。せめて、インテルのスクデットを見せてあげたかったよなあ・・・いや本当に残念です。
と、つらい話もあれば嬉しい話もあるわけで、少し前までは消滅危機に瀕していた鳥栖が、なんとびっくりのビッグスポンサーをゲット。とは言え、背中スポンサーなので金額までビッグなのかどうかは分かりませんがね(笑)。しかし社長が変わればここまで変わるものなのか・・・こうなると胸スポンサーはさらにビッグなところが期待できるかも?
まあ、単なる戯言はともかくとして、これだけの大企業がJ2のいちクラブのスポンサーにつくと言う事は、クラブを持ったりリーグのオフィシャルスポンサーになるのとは違って、宣伝効果と言うよりは地元のJクラブに対する応援と言う意味合いが強いわけで、すなわち、それはクラブに対するメセナとも言え、Jクラブが一つの「文化」として認められつつある証拠なのではないかと思います。
それに大企業の場合は、えてして使った額よりも何のために使う(使った)のかが株主責任や監査の面で問題になりがちで、鳥栖の場合も、単なる「金を出してくれ」的なアピールではなくて、そういった観点からアプローチをかけた事は、鳥栖のプレスリリースにあるブリヂストン側のコメントからも伺えますよね。これをモデルケースとして、他のクラブでもこういう動きが広まる事を期待したいです。

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