イングランド・プレミアリーグ WBA-ブラックバーン(2-0)

この試合に関しては稲本についてのみで。
さすがにCHでやっていた事もあって、プレミアで良く求められるSHの仕事である、高い位置でボールをもらってラストパスの供給源となる役割と言うよりは、ボランチのラインまで下がって、トルシエジャパンのサイドのように中盤のプレスやボールキープとしての仕事が多くなってしまった。
まあ、WBAの開始直後の怒涛の攻めから2点を取った後はブラックバーンが始終押し込んでいたのと、ホースフィールドが右サイドに流れてポジショニングを取っていた事もあって、割と試合の中では機能を果たせていたように思う。それでも、カウンターからのチャンスには確実に前線に飛び込んでいこうという姿勢は感じられ、SHでも何とかこなして行けそうな気配は感じられた。稲本としては不本意かもしれないが、試合に出れる機会はこれで増えるわけで、SHとしての向上も期待したいところである。